2025年夏、東京都は水道の基本料金を4か月間、申請不要で無償化しています。我が家でも5–6月分より7–8月分の方が使用量は多かったのに、請求額は下がるという結果に。この記事では、なぜ安くなるのか/どこで確認するか/いくら得かを、実例とあわせて紹介しています。
まず「何が」無料になる?
- 対象:主に家庭で使われる小口径(13・20・25mm)の水道“基本料金”
※申請不要。自動で適用されます。waterworks.metro.tokyo.lg.jp - 対象外:従量料金(使った分)と下水道料金は通常通り。ここを勘違いすると「思ったより下がらない」原因に。waterworks.metro.tokyo.lg.jp
目安の無償額(税抜/1か月)
13mm: 860円、20mm: 1,170円、25mm: 1,460円(4か月合計は税込3,784円/5,148円/6,424円)。waterworks.metro.tokyo.lg.jp
期間はいつ?「奇数月・偶数月」どちらの検針かで開始月が変わる
- 期間:2025年夏の連続4か月分。
- 奇数月検針の家庭:7–8月分と9–10月分が基本料金0円
- 偶数月検針の家庭:6–7月分と8–9月分が基本料金0円
- 請求は2か月ごとなので、1請求あたり“2か月分の基本料金”が丸ごと0円になります。waterworks.metro.tokyo.lg.jp
我が家は奇数月検針=7–8月分が初回の無償適用。そのため、5–6月分→7–8月分の並びで比べると、後者の基本料金が消えて請求額が下がりました。waterworks.metro.tokyo.lg.jp
いくら安くなる?(口径別の“1請求=2か月分”の削減額)
- 13mm:約1,892円(税込)/請求
- 20mm:約2,574円(税込)/請求
- 25mm:約3,212円(税込)/請求
(計算:月額×2か月×消費税10%。4か月=請求2回なら上記×2が概算の総削減額)waterworks.metro.tokyo.lg.jp
我が家の実績:**使用量↑でも料金↓**になった理由
- 5–6月分(無償適用前)
- 使用水量:54³
- 請求額合計:11,129円
- 内訳メモ:水道 基本料金あり, 従量料金あり, 下水道料金あり
- 7–8月分(基本料金0円適用)
- 使用水量:56m³(↑+2m³)
- 請求額合計:9,080円(–2,049円)
- 内訳メモ:水道 基本料金0円、従量料金・下水道料金は通常通り


差が出たポイント
- 7–8月分は水道の基本料金(2か月分)が丸々0円になったため、使用量が増えても総額は低下。
- 下水道料金は無償化対象外なので、劇的にゼロにはならない点は要注意。waterworks.metro.tokyo.lg.jp
家計インパクトと使い道アイデア
- 我が家は13mm世帯なので1請求あたり約1,900円、夏の2請求で合計約3,800円の負担減が目安ですね。
- “水道代が軽くなる分、冷房を我慢しない”のが本施策の趣旨。熱中症対策を最優先にしたいと思います!
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